スピノザ

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ラテン語で読むスピノザ『エチカ』第一部 公理一〜公理七

第一部 公理一 Omnia quæ sunt vel in se vel in alio sunt. 自訳 すべてのものはそれ自身においてあるか、あるいは他においてある。 語釈 in se  それ自身において。これは第一部 定義三のsubs...
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ラテン語で読むスピノザ『エチカ』第一部 定義一〜定義八

第一部 定義一 Per causam sui intelligo id cujus essentia involvit existentiam sive id cujus natura non potest concipi nisi exi...
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『エチカ』とノートアプリ「Obsidian」の相性が最高な件

皆さん、『エチカ』読んでますか。 私は大体つねに読んでいます。 この記事では、ノートアプリ「Obsidian」上で『エチカ』を読むことで、普通に本で読むよりも効率的に『エチカ』を読むことができるようになる方法を紹介しています。 『エチカ』の...
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「神への知性愛」とは何か

どうも、OGKです。 今回は、自分なりに「神への知性愛」について考えていることを、アラン『スピノザに倣いて』平凡社 神谷幹夫訳より引用しつつ言語化してみようと思います なぜスピノザが『エチカ』において、幾何学的に神を論証する必要があったのか...
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スピノザ主義者養成マニュアル(入門から『エチカ』が読めるようになるまで)

どうも、OGKです。 今回は、スピノザ主義者養成マニュアルと題して、自分自身がスピノザの哲学に対して持っている印象や、『エチカ』が読めるようになるために必要なおすすめの解説書、研究書の紹介をするまとめ記事になります。 ブックガイドで紹介して...
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スピノザのいう「精神の永遠性」とは何か

どうも、OGKです。 今回は「個と無限」佐藤一郎著に収録されております論文「個を証するもの」を取り上げたいと思います。 主に「エチカ」第五部定理21から40までの考察になります。 その主旨は、「精神の永遠性ということをスピノザがどのように考...
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佐藤一郎「『エチカ』第一部の二つの因果性がめざすもの」を解説してみた

どうも、OGKです。 今回は「個と無限」佐藤一郎著に収録されております論文「『エチカ』第一部の二つの因果性がめざすもの」を取り上げたいと思います。 当論文は「属性の問題」と並んで、スピノザ解釈史において歴史的に論争を巻き起こしてきた「二重因...
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スピノザの神とは何か

どうも、OGKです。 今回は、講談社現代新書「スピノザの世界」上野修著の第三章「神あるいは自然」を読み解いていきたいと思います。 内容は主に「エチカ」第一部の解説になります。 「エチカ」第一部では「実体」「属性」「様態」について定義されてか...
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スピノザの定義する「最高善」とは何か

どうも、OGKです。 今回は、講談社現代新書「スピノザの世界」上野修著、第一章「企て」より「欲求(衝動)」「欲望」「努力(コナトゥス)」について解説しつつ、スピノザの考える「最高善」についてみていきたいと思います。 言わずと知れた最強の「エ...
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上野修「われらに似たるもの」を解説してみた

こんにちは、OGKです。 今回は、講談社学術文庫「デカルト、ホッブズ、スピノザ」上野修著に収録されております論文「われらに似たるもの」を読み解いていきたいと思います。 主に人間の感情や欲望を扱った「エチカ」第三部の研究となります。 「エチカ...