雑記 断絶と切断 さっきから隣の席の同年代の家族連れを何となく意識している。 自分と同じ時間、同じ空間に属しながら全く別の次元に存在しているようだ。 どう考えても交わることのない断絶。 生きている文脈がまるで違う。 なにを考えているのか、日々どんなことに頭を... 2025.05.31 雑記
雑記 映画「教皇選挙」私的考察【ネタバレあり】 どうもOGKです。 今回は映画『教皇選挙』の私的考察記事になります。 ちょうど新ローマ教皇の就任と重なり、話題になっていたこともあり観に行ってきました。 私はキリスト教について詳しくないため、あくまでも私的な解釈ということで読んでもらえれば... 2025.05.21 雑記
雑記 説得力の話 説得力とはなんなのかと考えてみた。 AとBの二人が全く同じ思想、たとえばこの世に神は存在していると信じて生きているとしてみよう。 一口に神と言ってもいろんな神がいるが、まぁ大雑把に同じような神を信じているとしよう。 一神教でも多神教でも、人... 2025.05.08 雑記
雑記 AIについて思うこと どうも、OGKです。 最近、chatGPTに教えてもらいながらドゥルーズを読み始めてます。 それはもう便利すぎて、AIなしの読書には戻れない、ヘーゲルを学んだ時の苦労はなんだったのだ、という感じで効率の良さを実感しています。 哲学の分野で、... 2025.04.23 雑記
哲学全般 村瀬学『新しいキルケゴール』でキルケゴールに入門してみた どうもOGKです。 今回は村瀬学『新しいキルケゴール』を読んでみて、印象に残った部分を取り上げ、自分の中にできたキルケゴール像について書いてみようと思います。 ただ、私自身キルケゴールに関する著作は本書が一冊目なので、一般的なキルケゴール理... 2025.03.20 哲学全般
ヘーゲル 「意志の自由」に関するスピノザの矛盾をヘーゲル的に解決してみた どうもOGKです。 今回は、武市健人「ヘーゲル論理学の体系」から引用しつつ、スピノザの体系が抱える「意志の自由」に関する矛盾について、ヘーゲルの哲学においてどのように調停されているのか、いつものように私の独断と偏見により考察してみました。 ... 2025.02.23 ヘーゲル
哲学全般 村瀬学『新しいキルケゴール』でキルケゴールに入門してみた どうもOGKです。 今回は村瀬学『新しいキルケゴール』を読んでみて、印象に残った部分を取り上げ、自分の中にできたキルケゴール像について書いてみようと思います。 ただ、私自身キルケゴールに関する著作は本書が一冊目なので、一般的なキルケゴール理... 2025.03.20 哲学全般
哲学全般 哲学を学んで私の何がどう変わったのか どうも、OGKです。 今回の記事は「哲学のすすめ」です。 35歳の哲学未経験おじさんが独学で約4年間、哲学に真剣に取り組んでみて実際のところどうなのか、なにがどう変わったのか。 哲学は人生の役に立つのか、仕事の役に立つのか、家庭の円満維持に... 2025.01.22 哲学全般
スピノザ 『エチカ』とノートアプリ「Obsidian」の相性が最高な件 皆さん、『エチカ』読んでますか。 私は大体つねに読んでいます。 この記事では、ノートアプリ「Obsidian」上で『エチカ』を読むことで、普通に本で読むよりも効率的に『エチカ』を読むことができるようになる方法を紹介しています。 『エチカ』の... 2024.05.25 スピノザ
スピノザ 「神への知性愛」とは何か どうも、OGKです。 今回は、自分なりに「神への知性愛」について考えていることを、アラン『スピノザに倣いて』平凡社 神谷幹夫訳より引用しつつ言語化してみようと思います なぜスピノザが『エチカ』において、幾何学的に神を論証する必要があったのか... 2024.03.23 2024.09.29 スピノザ
スピノザ スピノザ主義者養成マニュアル(入門から『エチカ』が読めるようになるまで) どうも、OGKです。 今回は、スピノザ主義者養成マニュアルと題して、自分自身がスピノザの哲学に対して持っている印象や、『エチカ』が読めるようになるために必要なおすすめの解説書、研究書の紹介をするまとめ記事になります。 ブックガイドで紹介して... 2024.03.09 スピノザ
スピノザ スピノザのいう「精神の永遠性」とは何か どうも、OGKです。 今回は「個と無限」佐藤一郎著に収録されております論文「個を証するもの」を取り上げたいと思います。 主に「エチカ」第五部定理21から40までの考察になります。 その主旨は、「精神の永遠性ということをスピノザがどのように考... 2024.02.14 スピノザ
ヘーゲル 「意志の自由」に関するスピノザの矛盾をヘーゲル的に解決してみた どうもOGKです。 今回は、武市健人「ヘーゲル論理学の体系」から引用しつつ、スピノザの体系が抱える「意志の自由」に関する矛盾について、ヘーゲルの哲学においてどのように調停されているのか、いつものように私の独断と偏見により考察してみました。 ... 2025.02.23 ヘーゲル
ヘーゲル 「存在の本質」に関するヘーゲルとフォイエルバッハの相違について どうも、OGKです。 今回は「存在の本質」について、ヘーゲルとフォイエルバッハにおける二種類の解釈を紹介してみようと思います。 レーヴィット『ヘーゲルからニーチェへ』を読む中で、両者の解釈が対立しているということに気づきましたので、知識の整... 2024.12.31 2025.02.09 ヘーゲル
ヘーゲル ヘーゲルにおける「感覚と表象と観念の違い」について どうもOGKです。 さて今回は、牧野紀之訳ヘーゲル『小論理学』の中から、第20節 注釈「感覚と表象と観念の違い」について、自分自身の知識の整理も兼ねてまとめておきたいと思います。 いつもだらだらと長くなりがちなので、今回はあまり長くならない... 2024.11.11 2024.11.20 ヘーゲル
ヘーゲル 牧野紀之訳ヘーゲル『小論理学』の感想 どうもOGKです。 今回は「未知谷」から出版されていますヘーゲル『小論理学』牧野紀之訳についての読書感想文になります。 内容について詳しく立ち入るほど理解できたわけではありませんので、主に1周目を読了した時点で率直に感じたことを書いてみよう... 2024.10.14 ヘーゲル
ホワイトヘッド 【時々更新】ホワイトヘッド『過程と実在』読書記録(現在1周目 第一部第二章第三節まで) この記事は、2024年2月から続けているホワイトヘッド『過程と実在』の読書記録です。テキストはみすず書房『過程と実在』平林康之訳で読んでいます。 みすず書房から当翻訳が再販された2023年12月末から読み始めていましたが、上巻の後半に差し掛... 2024.02.07 2024.03.20 ホワイトヘッド
雑記 断絶と切断 さっきから隣の席の同年代の家族連れを何となく意識している。 自分と同じ時間、同じ空間に属しながら全く別の次元に存在しているようだ。 どう考えても交わることのない断絶。 生きている文脈がまるで違う。 なにを考えているのか、日々どんなことに頭を... 2025.05.31 雑記
雑記 映画「教皇選挙」私的考察【ネタバレあり】 どうもOGKです。 今回は映画『教皇選挙』の私的考察記事になります。 ちょうど新ローマ教皇の就任と重なり、話題になっていたこともあり観に行ってきました。 私はキリスト教について詳しくないため、あくまでも私的な解釈ということで読んでもらえれば... 2025.05.21 雑記
雑記 説得力の話 説得力とはなんなのかと考えてみた。 AとBの二人が全く同じ思想、たとえばこの世に神は存在していると信じて生きているとしてみよう。 一口に神と言ってもいろんな神がいるが、まぁ大雑把に同じような神を信じているとしよう。 一神教でも多神教でも、人... 2025.05.08 雑記
雑記 AIについて思うこと どうも、OGKです。 最近、chatGPTに教えてもらいながらドゥルーズを読み始めてます。 それはもう便利すぎて、AIなしの読書には戻れない、ヘーゲルを学んだ時の苦労はなんだったのだ、という感じで効率の良さを実感しています。 哲学の分野で、... 2025.04.23 雑記